ポーカーで悪いチェックの理由を徹底解説|オンラインポーカー

プロが相手によって、ボードの状況でハンドをチェックする理由はあります。

ですが、初心者がハンドをチェックする理由は更にたくさんあります。

「念のため」「もしかしたら」のチェックから「仕向けるため」のチェックまで、がハンドをベットするのではなく、チェックする悪い理由がいくつかあります。

そのハンドから価値を生み出すことはポーカーでとても重要なことであり、チェックするということはポットに1セントも入らないことを意味します。

今日はポーカープロがチェックする理由と、初心者の多すぎるチェックをどうやって取り除いていくかを考えてみましょう。

もしもに備えて

よくあるチェックの悪い理由は、「相手がフの場合に備えて」リバーをチェックすること。

例えば6MAXのNL ZoomでHJから A♠ Q♠でオープンベットし、BBにコールされたとします。フロップは Q♥ Q♦ 4♦ となり、ポットの3分の1をベット。

相手がコールし、ターンは 7♣、今度はポットの4分の3をベット。それでも相手がコールし、リバーは3♦ が現われました。

さぁどうする? もしかすると、相手はフラッシュを完成させたかも・・・。しかし多くの場合、4を持っているか、4以上のペアを持っていることがほとんど。ここで怯んでチェックするのは稼ぎ損ねてしまいます。リバーで再度ベットしましょう。

もちろん、時には相手がフラッシュを完成させることもあります。もしブラフをしない相手がレイズして来たら・・・フォールドする方が安全かもしれません。

役なしでも

フロップが開いて役が何もないからといって、チェックで回すのはワタクシは嫌い。

インポジションにいる時、フロップで相手がチェックしたら、どんなにのゴミハンドであったとしてもワタクシはポットの半分くらいをベットします。

 K♥ 7♣ 6♣ なんていうフロップでも、自分がSBで相手がBBの場合、先手をうってベットします。すると高いで相手はフォールドします。

ただし、相手が二人以上の時は危険です。インポジションで他が皆チェックで回した時だけベットします。コールしてくる相手は、ミドルペア、ボトムペア、ストレートドロー、フラッシュドロー、もしくはスロープレイをしている可能性があります。

対戦相手のプレイスタイルとハンドを見極めながら、全くのゴミハンドの場合はそれ以上ポットにチップを入れないようにする、か、もしくはブラフでコンティニュエーションベットをするか、です。

チェックでは決して勝つことはできません。なのでチェックは極力避けること。チェックすることで、相手に自分よりも良いハンドを完成させる機会を与えることにもなります。例えば上のようなボードで相手がAを持っていて、お互いチェックで回し、ターンでAが出て来た場合などです。

まずはベット、そして相手がレイズ、リレイズをしてきて、ゴミハンドを持っている場合にはあっさり引き下がるようにしましょう。

罠にはめるため

フロップでいきなりなどのモンスターハンドとなった時、欺く目的でチェックをするのは間違いだと読んだことがあります。

相手がフォールドするのを恐れてチェックするのは、目的が何としてでもコールされることだと思い込んでいるからですが、見当違いなことです。ターンをインポジションでビハインドチェックし、適度にリバーベットをするよりは、ターンをベットしてからリバーベットをするよりも少ない利益となります。

しれ〜っとした方法でプレイし、相手を欺くことはできるかもしれません。でもそれによって得られる利益が少なくなるとしたら、何の意味がある? フォールドする相手はターンでもリバーでもフォールドします。なので、程よいベットサイジングが重要です。

フロップ、ターンと2回続けてチェックした後、突然リバーでドカンとベットする人がいますが、これも全く稼げません。極端すぎるのも避けましょう。

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誘導するため

「誘導するためのチェック」は全ての相手に当てはまりません。

相手がマニアックなプレイヤーで、あなたがアウトオブポジションからマニアックを相手に対処できるハンドを持っている場合、チェックするのはいいでしょう。

問題は、相手がベットするかも・・・という漠然とした状況の中、強いハンドでチェックをする場合です。相手の分析がされていない状態で行われたチェックはあまり意味がありません。誘導というよりは、停滞するチェック、と言えるのではないでしょうか?

パッシブな相手、中程度のレンジを持つプレイヤー、ドローハンドに対しては通常チェックするよりもベットした方がはるかに良いとプロは考えます。ただ、ワタクシがここで気をつけるのは、「もしもに備えて」オールインはしないということ。特に相手が自分よりもチップを持っている場合には、ね。

まとめ

チェックする悪い理由は、ベットする悪い理由より利益に関わってくると考えられます。勝率に関わる大部分は、弱いプレイヤーから十分に利益を得ることができるかどうかと、ショーダウンで勝てそうにない場合にフォールドエクイティを活用できるかどうかにかかっています。

以前、あるポーカープロが言っていたことを思い出しました。

「チェックを使わずレイズかフォールドのみでプレイすると、これまでよりずっと多くの利益を得ることができるのを知るだろう」

と。ワタクシもそれをなるべく実行しようと心がけています。チェックはなるべく使わないようにしているのですが、たまにチェックすると相手が怪しんでいるのを感じます。その後、ミンレイズするとあっさりフォールドされたり、ということも。

いつも同じストラテジーを使うと相手に読まれてしまうので、うまく戦略を変えながらプレイしましょうね♪

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